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寸止めシリーズ:ネチョ

ネタを出したはいいが途中で止まるいつもの僕のパターン。
18禁版……でもないな。本番ないし。
いいのがあったら続きを書こうとは思っている。


霖之助 ……たくさん




『うどんげ』
※霖之助はムラムラするか? との話。うどんげは霖声フェチという主張。


「あのぉ~……」
「……なんだい?」


 霖之助はノっていたところを邪魔され、不機嫌そうに眉根を寄せる。


「確かに、ムラムラしたらお相手します、って言いましたけど……」
「ああ、言ったね。だからこうやって」
「お相手がただ話を聞くことだなんて聞いてないですよー!」


 うどんげは両手を振り上げ、抗議の姿勢を示した。


「ムラムラ……つまり自分の欲求が我慢できなくなってきた時を指すのだろう。
 ならば僕のこの行為も全く間違いじゃないと思うが」


 霖之助に呼ばれてやって来たうどんげは、先ほどから延々と蘊蓄を聞かされ続けていた。


「せっかくぱんつはかないで来たのに……」
「何か言ったかい?」
「いーえ。……まぁ、これはこれでいいですけど……」
「そうか。しかし人間の三大欲求は有名だが妖怪にも似たようなものがあるのかと考え……」


 はぁ、とため息を漏らすうどんげ。
 霖之助は語りに熱を帯びてくると、相手が少しくらい妙な行動をしてもあまり気にしないので助かっている。
 そうでなくては彼の目の前で、隠れてこんなことなど出来ないだろう。

 うどんげははぁ、と熱いため息を漏らす。


「……うん? 具合でも悪いのかい?」
「いえ、大丈夫ですよ。それより続きを話してください」
「ああ……」


 トロン、と熱を帯びた視線で霖之助を見つめながら、うどんげは答えた。


「はぁ……はいてこなくて正解でした……」


 延々と話を聞かされる。
 それはうどんげにとって、愛撫にも勝る行為だと言うことを霖之助は気づいていない。


「霖之助さん」
「……今度はなんだい?」
「妖怪の欲求について、知らないことを教えてあげましょうか」


 そろそろ手で押さえるのも限界のようだ。
 先ほどから霖之助に隠れて弄っていたのだが、床に染みを作ってしまうかもしれない。
 ……まあ、ばれたところで今更なんの問題もない。


「……霖之助さんの声が大好きな妖怪もいるんですよ。
 目の前で……しちゃうほど……」





『文』
※霖之助は自慰をするか、というネタがあったので


「……妖怪に性欲があるか、だって? そんなこと、自分がよくわかっているだろう」
「あやや。いえいえ、今回は事実ではなくあなたの考察を聞きたいのですよ」
「ふむ」


 考察を聞きたいと言われて断るほど香霖堂は忙しくはない。
 むしろそのためなら臨時休業にすることすらやぶさかではない。


「そもそも性欲というのは種の保存を目的とした欲求のひとつだ。
 それ自体が転生の第一段階だったり、外の世界では進化のためとも言われている。
 どれも興味深いが、つまり子を遺すためのものと言ってもいいだろう」
「はいはい」


 聞いているのかいないのか。
 文の適当な相槌を気にすることもなく、霖之助は続ける。


「さてそれでは決まった寿命もなく、老化もなく、能力の高い妖怪が種の保存を第一に考えているとは考えにくい。
 だが元々動物から妖怪になった種族に関しては、その名残として残っている可能性は大いにあると考えられる。
 君のようにね」
「あっ、霖之助さん。私のこと、そんなえっちな子だと思ってたんですか?」
「……あくまで学術的な話だよ。
 だが性欲を満足させる……つまり性交において、当然ながら快楽を伴うわけだが。
 精神的なものを重視する妖怪にはこっちの方が重要だと考える」
「つまり妖怪にも性欲はある、と霖之助さんは考えるわけですね?」
「ああ」
「じゃあもちろん、貴方にも」
「……ノーコメントだ」


 視線を逸らす霖之助に、文はニヤニヤと詰め寄る。


「自慰とかしないんですか? この店に女の人はよく来ますけど、そう言う相手はいないように見えます」
「……見えますってことは」
「はい、見てました」


 悪びれもなく、即答。
 そう言う行為は外の世界では立派な犯罪だったように思う。


「そしてそんな霖之助さんに私からプレゼント」
「……なんだい、これは」


 文から手渡された封筒を開けて……霖之助は絶句する。

 隠し撮りと思わしきアングルの写真が束になっていた。
 あられもない少女たちの姿が余すところ無くおさめられている。


「まあ、撮りたくて撮ったというよりただの副産物なんですけど。
 いつもなら処分するんですけど、霖之助さんが喜びそうだなと思いまして」
「あいにくだが……」


 霖之助は写真を封筒にしまうと、首を横に振った。
 もし本人たちにばれたら。
 考えるだけで恐ろしい。


「あやや、そんなお礼なんてけっこうですよ。ほんの気持ちですから。
 では今日はこの辺で。また来ますー」


 だが霖之助の言葉も聞かず、風のように、文は去っていった。


「……やれやれ」


 ひとりになり、返そうとした封筒を再び開く。
 ……それにしても、よく撮れている。

 霖之助は見知った少女たちの知らない姿に、久々に気分が盛り上がるのを感じた。


「……たまにはいいか」


 どうせ客は来ないだろう。
 写真を見ながら、久々の手淫にふけるのも悪くない。
 自慰などどれくらいぶりのことだろうか。


「ん? ……これは……」


 少女たちの写真の最後の一枚。
 自分で撮ったと思わしき文の姿があった。

 恥ずかしそうにスカートをたくし上げ、カメラ目線でこちら……霖之助を見つめている。





「……あの、霖之助さん。
 その……どう、でした? 私の……気持ち」


 次の日。
 朝一番に、文はやって来た。


「ああ……君か。あー……」


 言葉が上手く出てこない。
 結局この少女のせいで昨日は一晩中悶々とした時間を過ごしてしまった。
 発散するつもりがとんだ誤算だ。


「全く、責任を取ってもらいたいくらいだよ……」
「……別に、私なら……」


 顔を染めて俯いたまま、上目遣いに答える文を、霖之助は……。





『にとり』
※不毛、と話題が出たので


「そう言えば、その帽子の下はどうなっているんだい?」


 それは単なる疑問だった。
 だがその一言で、香霖堂の商品を物色していたにとりの顔が一瞬で赤くなる。


「もー、何でそんなこと聞くのさ、エッチ!」
「え、えっち……?」


 河童や天狗は妖怪の山で独自の文化系を形成している。
 独自、と言うことはとりもなおさず、他から見てもわからないと言うことだ。


「アンタがそんなこと言う奴だとは思ってなかったよ」


 何故だかわからないが、にとりは怒っていた。
 怒っている少女がいたら霖之助の取る行動はふたつ。
 謝るか無視するか。


「まあ、なんだ……すまなかった」


 とりあえず今回は原因が霖之助にある……らしいので、謝ってみることにする。


「でも、霖之助になら……いいかな?」
「うん?」


 なにやら艶っぽい視線を送ってくるにとりに首を傾げる霖之助。
 知らなかったのだ。
 河童の世界で相手の皿を見たいということの意味を。


「うーん、でもやっぱり……」


 ひとり悶えるにとりに、訝しげな視線を送る。
 気になって読書どころではない。


「うん。決めた!
 迷ったときは相撲で勝負!」


 ようやく決まったようだ。
 これで静かになる、と霖之助は閉じていた本を開き……。


「ね、霖之助」


 どん、霖之助に乗っかってくるものがあった。
 それが何か、など確認するまでもない。


「相撲、しよ?」
「相撲とは倒れたら負けな競技だったと記憶しているが」


 馬乗りになってきたにとりに、不機嫌そうな視線を向ける。
 ……そもそも何故この少女はスカートをたくし上げているのだろうか。


「そう、倒れたら負け。神に捧げる神聖なやりとり。躰と躰のぶつかり合い」
「うん、そうだね、その通りだ」
「だから、先に足腰が立たなくなった方が負けだからね」
「…………」


 絶句する霖之助。
 そんな彼に構うことなく、にとりはするすると下着を下ろしていく。


「……なに? 生えてないのがそんなに変?」
「いや……」
「そんなに言うなら……どんなに立派なものか見せて貰いましょうか」





『紫』


「ねえ、霖之助サン。私のこと、好きかしら?」


 突然の質問に、霖之助は思わずその少女をじっと見つめた。


「……いつもの冗談かい?」
「あら、私はいつでも本気よ」


 胡散臭く笑う少女……紫。
 すべてを見透かすようなその瞳は霖之助の苦手とするところだ。

 苦手ではあるが……嫌いではない。
 むしろ妖怪の賢者としてして認めているし、その叡智は素直に尊敬に値するところである。
 だから、まあ。


「好き……と思わなくもない。どちらかというと。あくまで選ぶとしたら、だが」
「Like or Love?」


 紫が発した言葉に、霖之助は首を傾げる。
 その様子を見て……紫はため息を吐いた。


「霖之助サンの『好き』は『好ましい』の好きなのよね」
「他になにがあるのかい?」
「ああ……愛が欲しいわ」


 ヨヨヨ、と泣き崩れる真似をする紫。
 大変胡散臭い。


「いっそLikeとLoveの境界でも弄ってあげようかしら」
「君の能力は、そんなことも出来るのかい?」


 それは単純に疑問を発しただけだった。
 だが紫はその言葉に、唇を吊り上げる。


「そうね、試してみましょうか」
「……うん?」


 スキマを開く紫……と予想していた霖之助だったが、するするとにじり寄ってくる彼女に疑問を抱く。


「紫、君の能力は……」
「あら、なにを言っているのかしら」


 するする、するする。
 衣擦れの音とともに豪奢なドレスがはがれ、幼く白い肌が露わになる。


「貴方の好きの境界を弄るのに、使うのは『私』。これも能力……そうでしょう?
 安心して。試してみるだけだから。躰の相性を……ね?」


 反射的に立ち上がろうとした霖之助だったが、その四肢はいつの間にかスキマに捕らわれていた。


「ねえ、霖之助サン。私のこと、好きかしら?」





『幽々子』
※はくしゅレスと同じもの


「こんにちは」
「いらっしゃい……?」


 霖之助は香霖堂にやってきた女性を見、思わず首を傾げた。

 お嬢様然としたその物腰。
 高そうな着物。
 どこか緩そうで……隙のない振る舞い。

 例えるなら柳、だろうか。
 超然としたその微笑みは、すべて受け流しそうな、そんな感じがしてくる。

 少なくとも、従者も連れずにこのような場所に訪れるような人物には見えなかった。
 ……人間ならば。


「人間でも妖怪でも、お客なら歓迎するよ」
「あらあら」


 なにやら嬉しそうに、その女性は笑う。


「惜しいですわ」
「……うん?」
「私、亡霊ですから」


 彼女の言葉に、霖之助はため息を吐いた。


「幽霊の正体見たり、か」


 柳だと感じたのは間違いではなかったようだ。


「それで、その亡霊さんがなんの用だい?」
「ええ、買い物に来ましたの。先物買いに」


 彼女の微笑みは何故か妖怪の賢者を彷彿とさせた。
 ……同じタイプの性格かもしれない。
 紫ほどではないが見透かしてくるようなその瞳に、霖之助は胡散臭いものを感じていた。


「貴方、死ぬ予定はあるかしら?」
「ないね」
「死後の予定も?」
「あるはずがない」
「それは好都合」


 ますます深い笑みを浮かべる。
 彼女は本当に嬉しそうに笑うのだ。
 ただ、どんな受け答えをしても同じ笑みを浮かべただろう。そんな気はする。


「白玉楼で働きません?」
「それは、死んでからの話かい?」
「もちろん」


 頷く彼女に、霖之助は首を横に振った。


「そんな先のことはわからないな」
「あら? 嘘ばかりつく貴方は映姫ちゃ……閻魔様の判決で間違いなく黒ですわよ?
 今のうちに行き先を決めておいた方がいいと思うのだけど」
「嘘をついた覚えはあまり無いね」


 ただ必要なことを言わないだけだ。
 嘘と同じにして貰っては困る。


「……思い出した。君があの、妖夢の主人か」
「ご明察」


 彼女……幽々子は扇で口元を隠しながら答えた。
 笑いながらも鋭い視線に、背筋が少し冷たくなる。


「それで、冥界のお嬢様は何でまたこんなことを?」
「ええ、貴方なら妖夢とお似合いだと思いまして」
「それで、先物買い……というわけか」


 幽々子の言葉に、霖之助は肩をすくめた。


「死んでまで子守りはゴメンだね」
「貴方が死ぬときには立派に成長してると思うのだけど。
 ……貴方が育ててあげれば」
「もう手一杯だ」
「あら? もう数年待てばそれも無くなるのではないかしら。
 それに半分同士、ぴったりだと思うけど。
 ……冗談よ。そんなに睨まないで」
「全く……」


 始終ペースを握られっぱなしの会話に霖之助はひどく疲れていた。
 マイペースな幽々子は霖之助の天敵といっていいかもしれない。


「それとも……女の子に興味がないのかしら?」
「少なくとも、君たちみたいな胡散臭い妖怪はゴメンだね」


 投げやりにそう答える霖之助。しかし。


「ふ~ん……?」


 ずいっと幽々子は霖之助に顔を近づけてきた。
 むき出しの白い肩が視界に眩しい。
 華奢な割に出るべきところは出ている、むしろ豊満な肉体がすぐ目の前に迫っていた。


「嘘ばっかり。やっぱり地獄行きかしらね」
「なっ」


 幽々子は霖之助のズボンに手を這わせ、胸を霖之助に押しつけた。


「地獄行きは嫌?」
「わざわざ苦しい場所に行こうとする人間がいると思うかい?」
「そうよね。じゃあ一緒に、気持ちいいことしましょうか」


 そう言って幽々子はさらに身体全体を押しつけてくる。


「妖夢には悪いけど、味見をしちゃおうかしら」

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